Bytedance社のメディア連携が加速しています

6月末からずっと書きたかった記事を書けるタイミングが、ようやく訪れました。

ご存知の通り、ここのところBuzzVideoのバグなのかアップデートなのか分かりませんが(ちなみに私は両方かな?と思っています)通常とは違う動きが続発し、それに関連する速報的記事を書いたり、メルマガやLINEでニュースをうったり、毎日届く読者の方からのご質問に返事をしたりと、なかなかハードな毎日を過ごしていました。

今日お届けする記事は、そんなBuzzVideoに関する速報以上に大切なお話だと思っています。
ちょっとマニアックかも知れませんが、頭の片隅においていただければ今後役立つことは間違いありません。

Bytedance社のメディア連携が加速

6月後半からのBuzzVideoの怪しげな動きとほど同時並行して、Bytedance社が他社媒体との提携を連続して発表しています。しかもなかなかに大型の連携と言えるかもしれません。

BytedanceとはBuzzVideoの運営会社です。いま最もニュースを賑わわせているSNSであるTikTokの運営会社でもあります。

バグとほぼ同時に発表されたということは、この提携が最近の一連のバグ・エラー(アップデート?)の原因の一端であった可能性はあります。

もちろん他社との定形ともなれば、当然少なくとも数ヶ月前から計画・準備されていたはず。発表と同時にバタバタとシステムをいじり始めるとも考えにくい部分はありますので、関係性は低いという見方もできなくはありませんが…。

(だだ、BuzzVideoに詳しい人ほど「いや、関係低くはないかも(笑)」とお考えになるかと思います。Bytedance社の自社以外の組織とのこれまでの仕事ぶりもご存知かと思いますので。)

ですが、中・長期的な視点で言えば、影響は直接的かつ甚大であることは間違いないです。
だってどう考えたって、提携企業の迷惑になりそうなチャンネルや競合しそうな動画は、排除の方向に向かうとしか考えられませんよね?

展示を抑えられるのはもちろん、収益剥奪や垢BAN(アカウント削除)も考えられるでしょう。

逆にそのカテゴリーそのものが比較的過疎気味でコンテンツ数が少ないよう出れば、展示数や収益を優遇させてカテゴリーを盛り上げる、なんて施策に打って出ることも企業としてはあり得ることでしょう。

展示数とは、BuzzVideoアプリに動画が表示される数のことを言います。あなたもBuzzVideoアプリを立ち上げるとTwitterのタイムラインみたいに、動画が勝手に表示されていますよね、あのように表示されることを「展示」と言うんですね。

提携の内容

では実際にどのような提携の動きがあったのかを確認しておきましょう。

Supership社とByteDance社のアプリ向け広告配信サービスが連携

まずはBytedance社とSupership株式会社が、広告の連携をしたというニュースです。
6月20日に発表されたプレスリリースから引用いたします。

Supership株式会社(以下、Supership)は、パブリッシャー向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」において、ByteDance株式会社が新たに展開するアプリ向け広告配信プラットフォーム「TikTok Audience Network」と国内で初めての連携を開始しました。

TikTokとBuzzVideoに広告を配信するサービスとしてTikTok Adsがあるのですが、今回新たにローンチされた広告配信サービスがTikTok Audience Networkを通じて広告出稿すると、Supership社の「Ad Generation」を通じて、TikTokやBuzzVideo以外のメディアにも広告配信が出来るようになった、ということのようです。

当然BuzzVideo担当者は、この提携に関連して自社のコンテンも再度見直し、必要な調整を行ったことでしょう。

しかも、しれっと書かれている太字部分。

ByteDance株式会社が新たに展開するアプリ向け広告配信プラットフォーム「TikTok Audience Network」

これ、超重要ですよね。

今のところ詳細がわからないのですが、BuzzVideoで混乱が続いている裏で、同じタイミングで新たに広告プラットフォームが始まっていたわけです。無関係とは言えないでしょう。
この今後も動向を追っていきたいと思います。

 

「TikTok Audience Network」とジーニーの「GenieeSSP」が連携を開始

続いて、上記のニュースのわずか5日後にリリースされた情報です。

Bytedanceと他社の広告システムが連携したという内容ですが、ジーニー社のシステムであるGenieeSSPをかませることで、TikTok(BuzzVideoも含む)に配信した広告がより効率的に運用できる、ということのようです。

株式会社ジーニーは、「GenieeSSP」において、TikTokを運営するByteDance株式会社が新しく提供を開始するモバイルアプリ向け広告配信システム「TikTok Audience Network」との連携を、2019年6月24日より開始いたしました。
今回の連携により、ジーニーがサポートする媒体社様は「GenieeSSP」が持つ収益最大化機能と組み合わせて、「TikTok Audience Network」経由で収益性の高い広告の配信が可能になり、広告枠単価の向上が見込めます。
※読みやすくするるため一部省略してあります。

なお、TikTok Audience Networkは『「TikTok Ads」の新たなサービスとして展開する』とリリースには書かれています。このTikTok Adsの広告配信先はTikTokだけではなく、BuzzVideoも含まれています。

これを素直に読めば、BuzzVideoの広告配信システムも、この提携前とは広告配信のアルゴリズムが変わった可能性が読み取れます

広告配信のアルゴリズムが変わったということは、つまり、従来はきちんと広告が掲載されて稼げていた動画が、急に稼げなくなったり、これまで高単価が割り当てられていた動画に、あまり広告費が割り当てられなくなったりする、ということになります。

また、もしかしたらこのGenieeSSPの「自動最適化配信」機能が働くことで、これまで高評価されていた動画でも、今後は評価が下がるという可能性も否定できません。

今後、動画に掲載される広告の種類や単価の変動に、注意していく必要がありそうですね。

 

BuzzVideoが女性向け動画メディアと提携

まだ続きます。これは更に3日後の6月28日に発表されたニュースです。
日本の女性向け動画メディアがBuzzVideo内で専門チャンネルで動画配信を開始!というもの。

ショートビデオアプリ「BuzzVideo」は、日本最大級の女性向け動画メディア『C CHANNEL』を運営する、C Channel株式会社と提携し、同社による動画をBuzzVideoにて配信しております。
(中略)今回、美容のトレンドを牽引するC Channelと提携を組むことで、トレンド感度の高い方へ向けてより充実した美容情報をBuzzVideoの動画サービスを通してお届けします。また、美容情報だけではなく、特に女性の関心度が高い恋愛コンテンツや、子育て情報も配信いたします。

30代以上のおっさん世代がメインのターゲットだと言われ続けてきたBuzzVideoですが、とはいえこれまでも、それ以外の視聴者層、特に20歳代の女性層を取り込もうと、散発的な動きはしてきました。

広告を少しでもかじったことのある方なら誰もが知っていることですが、広告の視聴者として最もアクティブだと言われているのが、F1層と呼ばれる20歳から34歳までの女性です。

この層が最も金払いが良いので、ここをターゲットに広告を出すのが一番反応がいいと言われ続けてきました(最近はこの広告業界の常識には、反論・反証も多いのですが)。つまり、BuzzVideoが30代以上の男性ばかりを相手にし続けてしまっていると、広告を出す側としてはあまり魅力的に映らないのです。

広告メディアであるBuzzVideoとしても、それは十分にわかっているはず。だからこれまで彼らもいくつか施策を打っては来ていたのですが、いかんせん散発的に過ぎました。

今回のことでBuzzVideoもいよいよ本気になってきたか、と個人的には少し安心したほどです(この理由も、いつか記事にしたいと思います)。

また、このC CHANNELのBuzzVideo専門チャンネルについては、近い内に別の記事でもう少し掘り下げて検証しようと思っていますが、この提携によって、美容・恋愛・子育て系のジャンルに少なからぬ影響が出てくる(既に出ているかも?)可能性がありますよね。

企業の動きを見張ることで、先行きが見えてくる

実はまだ今回のBuzzVideoの<怪しげな動き>に関連するニュースはまだあるのですが、長くなりましたのでここまでで一旦まとめておきたいと思います。

これらのニュースを読んで、皆さんはどう思われましたでしょうか?

  • 「え?このニュースとBuzzVideoでの稼ぎ方と、なにか関係あるの?」

と思うのか、あるいは

  • 「これならBuzzVideoにいろいろと動きあるのも、当然だよな…」

と思うのか。

私個人としては、やはり後者の見方をします。
もともと投資をやっていた経験からか、企業の動向を注視することで今後の展開が自ずと見えてくると考えているからです。

深読みをしすぎて振り回されることもなくはないですが、基本的にはこういった見方をして損をしたことはないですね。

こういうニュースに接したら、ふーんで終わらせるのではなく、

  • 自分がBytedanceの担当者だったらどうするか?
  • 担当者ならBuzzVideoに投稿された動画をどう操作して、自社の利益を最大化するだろうか?

こういう視点から自分なりに分析していくことが重要です。

あなたはどう分析しますか?

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ABOUTこの記事をかいた人

YouTubeやサイト運営をはじめ、株式など各種投資やその他副業で複数の収入を得ている『複』業実践家。2018年から開始したBuzzVideoでは、約3ヶ月目で月収30万超えを達成。一つの仕事で得た収益を投資に回し、半自動で更なる収益につなげるべく、日夜投資とビジネスを研究中。